MANIARUのWordPressサイト制作では、ChatGPTとWorkを使ってきました。
最初から明確に役割を分けていたわけではありません。実際に相談と作業を繰り返すなかで、考える場所と、WordPressを操作する場所を分けたほうが進めやすいと分かってきました。
この記事では、PROJECT 001「MANIARUを作る。」で実際に行った使い分けと、途中で気づいたことを記録します。
MANIARUはChatGPTとWorkを使って作った
MANIARUを作る過程では、サイトのコンセプトを決めるところから、WordPress上で記事を公開するところまで、多くの作業がありました。
そのすべてを一つの場所で進めるのではなく、ChatGPTでは考えを整理し、Workでは実際のサイトを確認して作業する形に落ち着きました。
大まかに分けると、ChatGPTは相談と設計、Workは実行を担当しています。
最初から役割を分けていたわけではない
当初は、ChatGPTで相談した内容をそのままWorkへ渡し、続きの作業を進めようとしていました。
この方法は手軽でしたが、モデルやThinkingまで意図どおりに選ばれるとは限りませんでした。指示文に「GPT-5.6 Sol / Light」と書いても、その指定が必ず反映されるわけではなく、軽い作業を想定していたときにGPT-6が使われたこともあります。
そこで、指示内容だけでなく、実行前に自分でモデルとThinkingを選ぶようにしました。
ChatGPTで考え、Workで実際に作業する
ChatGPTでは、主に次のことを進めています。
- サイトのコンセプトやブランドを考える
- サイト構成や記事構成を整理する
- 問題点を言葉にして、対応方針を決める
- Workへ渡す指示書を作る
一方、Workには実際のWordPress環境を確認しながら進める作業を任せています。
- WordPressの状態を確認する
- 設定や表示を変更する
- 必要なCSSを実装する
- 記事を投稿する
- PCとスマートフォンで表示を確認する
- 作業結果を報告する
ChatGPTで「どうしたいか」を固めてからWorkへ渡すことで、WordPress上の作業範囲も明確になりました。
指示書にモデル名を書いても固定されるとは限らなかった
MANIARUの制作で気づいたのは、指示書に希望するモデル名やThinkingを書くだけでは十分ではないということです。
少なくとも私が作業した時点では、ChatGPTからWorkへ渡す文章にモデル名を書いても、それだけで実行時の設定が固定されるわけではありませんでした。
そのため、現在はChatGPTに完成した指示書を作ってもらい、Workを自分で開いて、作業内容に合う設定を選んでから貼り付けています。
現在のMANIARUでの使い分け
現在の流れは次のとおりです。
- ChatGPTに相談する
- 作業内容を整理する
- Workへ渡す完成した指示書を作る
- 自分でWorkを開く
- 作業に合うモデルとThinkingを選ぶ
- 指示書を貼り付ける
- Workが作業する
- 結果を確認する
少し手順は増えますが、実行する作業と使う設定を自分で確認できるため、意図しない範囲まで作業が広がりにくくなりました。
作業内容に合わせてモデルとThinkingを選ぶ
MANIARUでは、記事投稿や内容が固まっている軽いWordPress作業なら、GPT-5.6 Sol / Lightを選ぶことが多くなりました。
複数箇所にまたがる実装、レスポンシブ対応、原因調査が必要な不具合では、GPT-5.6 Sol / Mediumを使います。さらに難しい判断が必要な場合だけ、上位のモデルやThinkingを検討します。
これはMANIARUでの使い分けです。すべての作業に共通する正解ではなく、作業の難しさと必要な確認量を見ながら選んでいます。
毎回同じ説明をする問題が出てきた
記事制作を重ねると、文体、カテゴリー、slug、SEO、公開後の確認など、毎回同じ条件を長く説明する場面が増えました。
そこで、共通するルールをMANIARU_WORK_RULES.mdにまとめ、個別の指示書にはその記事で必要な内容を中心に書く形へ変えました。
この仕組みを作った過程は、ChatGPT+Work+共通ルールでWordPress制作フローを作ってみたで詳しく記録しています。
考える場所と作業する場所を分ける
MANIARUでは、ChatGPTを考える、整理する、指示書を書く場所として使い、Workを実際の環境で作業する場所として使っています。
役割を分けたことで、相談中の案と、WordPressへ反映する確定内容を区別しやすくなりました。モデルとThinkingも、実行前に作業内容を見て選べます。
この方法が唯一の正解ではありません。ただ、MANIARUを作るうえでは、考える工程と実装する工程を分けるやり方が合っていました。