PROJECT 001 — MANIARUを作る。
STEP 02 / BRAND & DESIGN
サイトを作る前に「MANIARUらしさ」を決める
STEP 01では、MANIARUで何を試し、何を記録していくのかを整理しました。今回は、そのコンセプトを、発信する人の姿やサイトの見た目に落とし込んだ話です。
名前は、以前から使っていた「マニアル」をもとにしたMANIARU。「みんなのマニュアル」という発想から、自分が試したことを残し、それが誰かのマニュアルになる場所として考え直しました。
名前とコンセプトが決まった後も、いきなりロゴやWordPressの制作へ進むのではなく、「誰が発信するのか」「どんな印象にしたいか」「何を避けたいか」を先に整理しました。見た目を選ぶときにも、よりどころが欲しかったからです。
「マニアル」というキャラクターを決める
発信者として考えた「マニアル」は、少し理想化した自分です。顔出しは基本的にせず、知的で少し未来的な雰囲気にしたい。ただし、何でも知っている専門家のように見せるつもりはありません。
分からないところから調べ、試して、少しずつ理解していく。初心者として迷う視点と、実験者として確かめる姿勢を持った人にしたいと考えました。
その役割を短くすると、「テクノロジーと仕組みを試す人。」です。
実名を前面に出す個人ブログよりも、MANIARUという場所があり、そこで「マニアル」が試したことを書く形がしっくりきました。ブランドと発信者を組み合わせながら、記事には自分の判断や経験を残していきます。
MANIARUで扱うテーマを整理する
テーマの分類には、AI / WEB / CODE / BUILD / MONEY / PROJECTSなどを置きました。
AIを使うこと、Webサイトを作ること、コードを書いて自動化すること、ものを作ること、お金や収益化の仕組みを学ぶこと。入り口は違っても、自分で試して確かめるという姿勢は共通しています。
特定のジャンルだけを書くと決めるための分類ではありません。気になるものが出てきたときに、無理なく試せる余白を残したいと思いました。
複数のテーマにまたがる取り組みは、PROJECTSとして過程をまとめていく。この「MANIARUを作る。」も、その最初のプロジェクトです。
ブランドの雰囲気を決める
目指す雰囲気は、Minimal / Modern / Intellectual / Futuristic。要素を詰め込みすぎず、落ち着いて読めて、少し先のテクノロジーにもなじむ見た目を考えました。
配色は白をベースに、濃紺や黒で文字と輪郭を作り、ブルーをアクセントにする方向です。余白も大きめに取り、文章や情報が窮屈に見えないようにしたいと考えました。
同時に、避けたい雰囲気も決めました。情報商材のような見せ方、ギラギラした副業感、過度な煽り。お金の話を扱う場合も、「すぐに稼げる」と期待だけを膨らませる場所にはしたくありません。
意識が高すぎる印象や、高すぎるテンション、無理に笑いを取りにいく表現も、自分が続けたい発信とは少し違います。分かったことも迷ったことも、落ち着いた言葉で書く。その文章に合うデザインを選ぶことにしました。
MANIARUのロゴを決める
ロゴでは、名前の意味をどこまで形にするかを考えました。マニュアルだから本の形にする、好きな数字だから「7」を入れる。そうした要素も考えましたが、すべてを盛り込む必要はないと思いました。
最終的に選んだのは、幾何学的なMマークとMANIARUの文字を組み合わせたロゴです。意味を一度に説明するより、シンプルなMをこの場所の象徴にする方が、目指す雰囲気に合っていました。

実際に使う場所を整える中で、ロゴの使い分けも決まりました。正式な表記には「M+MANIARU」、SNSのプロフィールアイコンやfaviconには「Mマークのみ」を使います。
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小さなアイコンに文字まで入れるより、Mの形を見せる方が分かりやすい。ひとつの画像をどこにでも当てはめるのではなく、使う場所に合わせて、同じブランドだと伝わる形を選びました。
キャッチコピーを決める
試したことを、誰かのマニュアルに。
STEP 01でも書いたこのコピーは、MANIARUで続けたいことを短く表したものです。
好奇心から何かを試す。成功したり、失敗したりしながら理解する。それを記録し、誰かが試すときの手がかりにする。そして、また次の実験へ進む。
この循環を考えると、完成した成果だけでなく、途中の迷いや失敗にも残す意味があります。誰かの役に立つために背伸びをするより、まずは自分で試し、分かった範囲を自分の言葉で書いていく。その姿勢を、この一文に込めました。
ブランドを先に決めてよかったこと
ブランドの方向を先に整理してよかったのは、WordPress、SNS、OGP、favicon、プロフィール文などを作るときに、判断の基準ができたことです。
見た目が気に入ったとしても、文章の温度感やロゴの雰囲気と合わなければ、もう一度考える。迷ったときには、「これはMANIARUらしいか?」と問い直せるようになりました。
名前、人物像、ロゴ、配色、言葉を別々に考えるのではなく、同じコンセプトから選んでいく。今回決めた方向は、サイトを作り進めるための基準になりました。
次のSTEP 03では、「WordPressサイトの構成を設計する」を取り上げます。MANIARUで伝えたいことを、どのページに置き、どう読んでもらうか。ブランドの方向を、サイトの構成へつなげていきます。