MANIARUでは、サイトと記事を作り、実際に使いながら導線を改善し、必要なコードも確認してきました。
直前の記事では、CSSのposition: stickyで追従サイドナビを作る方法を実装例から整理しました。
ここからは、作ったものを人へ届け、本当に成長するのかを数字で確かめます。まだ「こうすれば伸びる」と言える段階ではありません。まず比較できるスタート地点を残します。
MANIARUを伸ばす実験を始める
PROJECT 001「MANIARUを作る。」で、MANIARUを公開して記事を蓄積できる場所まで整えました。
次に知りたいのは、記事を公開しただけで終わらず、必要な人へ届くのかということです。
今後は、記事を公開し、SNSなどで知らせ、どれくらい表示されたか、サイトへ来てもらえたか、その後も見たいと思ってもらえたかを確認します。数字を見たうえで投稿方法を変え、もう一度結果を見ます。
SNSアカウントとWordPress側の導線を整えた過程は、SPECIAL S02 / SNS INTEGRATIONに記録しています。
まず「伸びた」をどう測るか決める
アクセスやフォロワーが増えたかを感覚だけで判断すると、何を変えた結果なのか分かりにくくなります。
一方で、最初から大量の数字を記録すると、計測そのものが負担になります。MANIARUでは、まず次の3段階に絞って見ていくことにしました。
- 届く:投稿の表示回数やリーチ
- 来る:リンククリックやSNS・検索からの流入
- 残る:フォロワーや登録者など、継続して見たいと思った人の数
記事が表示されても、サイトへのアクセスにつながるとは限りません。アクセスがあっても、次の閲覧やフォローにつながるとは限りません。三つを分けることで、どこまで進んだのかを確認しやすくします。
最初に記録する数字
サイト側では、Site KitとGA4で確認できるユーザー、流入元、SNSからの流入、検索からの流入を中心に見ます。必要に応じてセッションや表示回数も確認します。
Xではフォロワー数に加え、取得できる範囲で表示回数、エンゲージメント、リンククリックを記録します。
Instagram、TikTok、YouTubeもアカウントはありますが、最初からすべてを同じ頻度で運用する予定ではありません。リーチ、閲覧、フォロワーや登録者など、各媒体で実際に取得できる数字を使います。
noteとGitHubもMANIARUからリンクしています。記事の届け方や制作物の公開に使う段階で、目的に合う指標を追加します。
Day 0の状態を記録する
2026年9月23日を、今回のGROW実験のDay 0とします。確認できた数字と、まだ取得できない数字を分けて残します。
- Site Kit「All Visitors」:17ユーザー(2026年8月27日〜9月23日の過去28日間)
- Search Console:表示回数0、クリック0(Site Kitの過去28日間表示)
- X:13フォロワー、公開ポスト0件
- Instagram:0フォロワー
- TikTok:0フォロワー、いいね0
- YouTube:登録者数は未取得。公開コンテンツなし
- note:フォロワー数・閲覧数は未取得
- 各SNSの表示回数、リーチ、リンククリック:今回は未取得
0は、画面上で0と確認できた数字です。未取得は、今回の確認では数値を確定できなかった項目です。両者は同じ意味ではありません。
過去28日間の17ユーザーは成果として扱わない
maniaru.comは以前にも使用していたドメインです。Site Kitに表示された過去28日間の17ユーザーには、現在のMANIARUを公開する前の期間や、制作中の確認アクセスが含まれる可能性があります。
そのため、この17ユーザーを新しいMANIARUが獲得した成果とは扱いません。Day 0で画面に表示されていた参考値として残し、これから比較できる期間の数字を記録します。
Search Consoleは表示回数とクリックがどちらも0でした。こちらも「今後必ず増える」とは考えず、検索に表示され始めるかを確認する起点にします。
最初はXを中心に試す
現在MANIARUからは、X、YouTube、Instagram、TikTok、note、GitHubへ移動できます。
最初の実験は、記事公開との相性と運用の負担を考え、Xを中心に始めます。新しい記事を公開したら内容を短く整理して投稿し、表示されたか、リンクが押されたか、サイトへの流入があったかを見ます。
これはほかのSNSを使わないという意味ではありません。画像や短い動画など、その媒体に合う内容を用意できる段階で、Instagram、TikTok、YouTubeにも実験を広げます。
記事公開後の結果を記録する
今後の記事ごとに、最低限、次の項目を残します。
- 日付
- 公開した記事
- 発信したSNS
- 投稿内容や試した施策
- 測定期間
- 主要な数字
- 結果から気づいたこと
- 次に変えること
今回は新しい管理システムや自動集計を作りません。まず人が記録し、続けるなかで何を自動化すると役立つのかを確認します。
数字を見ながら一つずつ変える
これから比較する候補は、投稿文、投稿時間、画像の有無、記事タイトルの見せ方、投稿頻度、SNSごとの形式などです。
一度にすべてを変えると、どの変更が結果へ影響したのか分かりません。まず一つ試し、一定期間後に数字を見て、次の投稿で一つ変えます。
まだ結果はありません。この記事は成功例ではなく、これから検証を始めるための基準です。伸びなかった場合も、その数字と次に変えたことを記録します。
成長を感覚ではなく記録で見る
GROWで確かめたいのは、一般的なSNS攻略法が正しいかではなく、MANIARUの記事が実際に人へ届くかです。
公開し、発信し、数字を見て、次を変える。この流れを続けるために、まずDay 0と見る数字を決めました。
人に届くかを記録したら、次は届いた結果が価値や収益につながるのかを確認します。その出発点は、MANIARUはどこまで収益化できるか。Day 0の記録を始めるに残しました。