【FIREの種類】 仕事を続けながら達成するFIREとは?

FIRE

別の記事でFIREの種類について紹介しましたが、本記事では仕事を続けながら達成するFIREについて詳しく見ていこうと思います。

FIREの種類についてはこちらをお読みください。

Side FIRE(サイドファイア)とは?

サイドFIREとは、生活費の半分を投資による運用益で、残りの半分をサイドビジネスによる収入で賄うFIREです。

Side FIREのSideは、「Side hustle=副業」を語源とします。つまり、自分のやりがいを感じ、楽しみながら頑張れる副業や個人事業主の仕事を続けながら、資産運用から得られる収益と合わせて経済的な自由をつくることです。

仕事が楽しいと、趣味と仕事の境界線がなくなり、自分のやりたいことをやりたいだけ行い、経済的な心配は少なくなります。

例えば副業で毎月5万円を得ることができれば年間で必要な生活費240万から60万円を引くことが出来るので残り180万となります。この金額を25倍すると必要な投資元本は4,500万円となります。

副業で10万円を得る事ができれば年間で必要な生活費240万から120万円を引くことが出来るので残り120万となります。この金額を25倍すると必要な投資元本は3,000万円となります。

Barista FIRE (バリスタファイア)とは?

バリスタFIREとは、生活費の半分を投資による運用益で、残りの半分をパートタイム雇用による賃金で賄うFIREです。

アメリカでは会社を早期退職すると無保険になってしまうため、FIRE後も健康保険に加入する権利を得るべくパートタイマーとして就労する人が多く、そうしたライフスタイルを指して「バリスタFIRE」と呼称するようになったとされています。

バリスタFIREは、バリスタの文字の通りスターバックスなどでアルバイトを週に2、3回行って収入を得ながら資産運用による収益と合わせて、働くことを強制されないで自由にいられる状態です。

もちろんバリスタの仕事でなければならないわけではなく、週に2、3回の勤務労働を通じてストレスが少ない働き方をしていくというものです。

Coast FIRE(コーストファイア)とは?

コーストファイアとは経済的にはFIREが達成できている状態になっても仕事へのやりがいや人付き合いを続けるためにフルタイムで働き続けているFIREです。

Coastの意味は、「惰性で進んでいる状態、楽に進んでいる状態」を表しており、無理をせず楽しみながら仕事をしている状態と考えられます。

もしかしたら周りに隠れてFIREを達成している人がいるかもしれません。

サイドファイアの違いを比較

それでは3つのファイアについて比較してみます。
FIRE達成後に完全にリタイアするわけではなく、働く事は共通していますが、それぞれ下の表のように違いがあります。

サイドファイアバリスタファイアコーストファイア
FIRE達成後の生活
(仕事を続ける)
副業(好きな仕事)パートタイムの仕事フルタイムの仕事
達成難度副業の収入によって異なる。普通低い
リスク高い(無職の可能性)普通低い
サイドファイアの比較

どのサイドFIREにしても、最低限の生活は資産から生まれる利益や配当でまかなえるので、「どう働くか」は自由な選択が可能となります。

まとめ

いかがだったでしょうか。この記事ではサイドファイア・バリスタファイア・コーストファイアについてまとめてみました。仕事を続けながら達成出来るのでハードルは下がりますが、自分の時間は少なくなってしまうのでファイア達成と言えるかは自分次第かもしれません。


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